トリコモナス感染症{膣による性行為で感染するが、下着、タオル、便器、浴槽の共用でも感染する。}

医師と看護師

トリコモナスという病気は、性感染症の中でも症状の潜伏期間が長い病気で発見が遅れやすい病気でもあるのです。

今回は、トリコモナス症に関して紹介いたします。

男性の症状の場合は、尿道からの感染になり、感染すると尿道から膿がでたり、軽い排尿痛が発生します。

しかし、放置をすると前立腺や精嚢に原虫が増殖することによって、将来の生殖に大きな影響をもたらすのです。

女性の場合がもっと深刻な症状が発生して、性器の接触がある膣や、子宮頚管、膀胱といった生殖器系や泌尿器系に全体的に感染いたします。

主な症状として、泡状のおりものが発生し、悪臭が漂うようになり、痒みの増加といった症状も発生するのです。

しかし、症状の無い感染者は、5割もいるとされており、治療を行わないと、炎症が卵管といった生殖の重要な箇所に及ぶため大変危険なのです。

放置をしておくと不妊症を起こすので治療が重要なのです。

感染経路は、原虫が寄生することで感染し、感染経路で注意が必要なのは性行為以外でも感染する可能性があることなのです。

女性の場合は使用するタオルや下着、浴槽といった物に関して注意が必要です。

検査の方法は、男性の場合は尿道からでる膿を中心に尿を検査し、女性の場合は、膣から出た分泌物を検査して、感染を確認いたします。

トリコモナスの症状が疑われる時は検査をすることをお勧めします。

基本、感染があったと思われる状況から2~3日後以上経過しないと検査の結果は出ないので注意しましょう。

発症してから、早ければ、10日後に症状が発生いたします。治療法ですが、5-ニトロイミダゾール系抗原虫薬(フラジール)を使用して、原虫自体をやっつけるといった治療になります。

原因となる原虫は、女性の場合は膣にいることが多いので、膣剤を使用して、やっつけけることになります。

予防法ですが、基本的に他人の体液が付くような物は、清潔な物を使用することが大切で、性交時にはコンドームの使用も重要な予防法になります。